伊賀の白土を生かした優しい風合いの鍋です。
ご飯を炊いても良いですし、煮込みうどんなども。
もちろん、ガスコンロでお使い頂けます。(IHは不可。)
容量:約1400cc(注ぎ口の下あたりまでに入る量)
サイズ:口径(内径)約15.5cm 高さ(底から蓋の頭まで)約18cm
取り扱いの注意
◆ご使用前に
鍋は、ヒビが入ることによって、強くなります。そこでそのため漏れを防ぐため目止めというお手入れをしてください。目止めをすることで土鍋の漏れを防ぎます。
・鍋の外側や、底部に水気がある場合はよく拭き取ってから火にかける
(濡れたまま火にかけますと割れる場合がございます。)
・鍋の8割くらいまで水をたっぷりと入れ、鍋の1.5分目くらいのお米を入れる
・弱火で吹きこぼれないようにふたをせず沸騰させる
・加熱後は自然に鍋が冷えるまで待つ
・冷えてから中を水洗いする
お米のでんぷんが鍋の細かい穴を埋め、漏れを防ぎます。
一度やって頂いても水漏れする場合は、再度おかゆを作ってみてください。
◆火加減について
鍋は急激な温度変化に弱いため、火加減などに注意が必要です。
・鍋を使うときは、底が濡れたまま火にかけない
・揚げ物には使用しない
・空焚きをしない
・熱い鍋に水をかけない
・沸騰後は弱火で十分
◆ご使用の際に
鍋の中にご飯や料理を長時間入れておかないようにしてください。においや色が残ったり、カビや雑菌が繁殖することもあります。
また、鍋の底には釉薬が塗られていないため、机などを傷つけることがあります。鍋敷きなどをご利用ください。
鍋に臭いがついた場合は、茶殻を鍋に入れたっぷりの水で10分煮立ててください。カビ臭の場合はお酢大さじ3杯とたっぷりの水で10分煮立ててください。
使い続けていくと、貫入という細かなヒビが土鍋の表面に入る場合があります。これは釉薬の部分に入るヒビで、汁がにじみでることがありますが、使用上問題有りません。
◆洗い方について
鍋を洗うとき、長時間水や洗剤の中につけておかないようにしてください。鍋は吸水性質を持っているため、洗剤を使う場合はさっと洗い、よく水で流してください。洗剤のつけ置きは避けてください。
熱くなった鍋をいきなり水で洗うと割れることがあります。土鍋は一度冷ましてから洗いましょう。
乾かさないとカビの原因になってしまうので、布巾で拭いて風通しの良いところに収納してください。
鍋の目止めを実際に行った記事はこちら。
参考にぜひご覧ください。